WebデザイナーUnificブログ

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ECで決済手段を増やすのは利便性向上だけではなく、サイトの信用度をアピールする大事な手段

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ECサイト構築で欠かせないのは決済の導入。

最近ではPayPalの普及や、WebPayやSPIKE等の登場により決済を導入するというハードルが低くなって来ました。

さらにVプリカやバニラVISAオンラインなどのバーチャルプリペイドクレジットカードやWebMoney Cardの様なプリペイドクレジットカードの普及により、クレジットカードを持たないユーザーでもコンビニで購入する事も簡単になってきました。

 

 

大体ECサイトに導入する決済機能としてメジャーなものは、

  • クレジットカード
  • 代金引換
  • 銀行振込
  • コンビニ決済

の4点が多いと思います。

代金引換は発送業者と契約する際についでに申し込みする事も多いので、手間という程ではないですね。

しかし前述のプリペイドクレジットカードを考えるとコンビニ決済はなくても良いのではないかと思います。銀行振込も入金確認の手間や、エンドユーザーの送金のミス等を考えるとむしろない方が良いのでは?という感じです(もしくは決済用口座を導入する)

 

他にもWebMoneyやBitCashの様なプリペイド電子マネーや各モバイルキャリアのキャリア決済、モバイルEdy決済、Suica決済などもありますが、導入費用や手数料を考えると躊躇してしまう感じです。

 

実際ECの決済手段で多く使われているのがクレジットカードです。

そう考えると、それなりの費用を払いそれなりの審査を通すメリットはあるのか?という感じです。

 しかし・・・

 

決済手段の豊富さはサイトの信用に繋がる

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ユーザーに選択肢を与え利便性を上げるだけではなく、 決済手段の豊富さは信用に繋がります。

実際そんなに意識してないと思いますが、わかりやすく比較すると…

 

  1. 銀行振込しかない
  2. PayPalしかない
  3. PayPalと銀行振込しかない

 

こういうECサイトって安心できますか?少なくとも自分は安心できません。

なぜなら銀行もPayPalもサイトや商品の審査をしていないからです。

特商法上の表記も見ていなければ、銀行振込に至っては商品すら確認していません。

(もちろん口座開設時に事業説明で商品などの資料を見せていれば別ですが、あくまで開設時の話なので、開設後に違う事しても問題にならないし都度確認なんてしません)

 

自社ECというのは消費者を自社で囲い込みができる&モールではできないサービスを提供できたりとメリットがある分、信用がない状態なんですよね。

信用がある会社が運営している場合別ですが…。

 

第三者機関の決済会社が審査してくれる

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そこで第三者機関により審査が入っているというのが、個人的には信用を作るのに手っ取り早いのかなぁ…と。

クレジットカード決済であればクレジットカード決済代行会社の審査が入ります。

 

コンビニ決済があるとイメージはだいぶ違います。各コンビニ会社の審査を通っているので、商品&サイト共にコンビニがOKとしているからです。
特にセブン-イレブンの審査は厳しく、セブン-イレブンで決済可能というのは信頼度がかなりアップします。

エンドユーザーはそんなに気にしないかもしれませんが(笑)

 

他にもPay-easy、モバイルSuica、楽天Edy、Yahoo!ウォレット、BitCash、WebMoneyなど多ければ多い程、信用に繋がります。

決済手段が多いという事はその分、各社がサイトや商品共に問題なしと判断しているという事です。

 

例えば元ライブドアが運営し、現在ミクシィが運営する出会い系サイトのYYCですが、決済手段が驚く程豊富です。

 

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出会い系ってだけで日本ではネガティブなWebサービスですが、YYCではこの様に決済手段を14種類も用意しています。特に成人コンテンツでは利用できないWebMoneyも導入されています。

ミクシィが運営っていう時点で信用度は既に高いのかもしれませんが、この様に多くの決済があるだけでユーザーは安心しますね。

 

Apple AppStoreやGoogle Play StoreやAmazon AppStoreへの配信も視野に

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ECサイトだとアプリ内で売る以外にも、カタログサイトとしての活用もあると思いますが(アプリ内課金だと手数料高いですしね…)やはり大手プラットフォームに配信されているというのは多きな安心を与えます。

海外の課金サービスではフッターなどにクレジットカードのブランドロゴやPayPalのロゴなどを設置している様子が見受けられます。

やらしいかもしれませんが、知名度のある大手ブランドロゴを利用して、サイトの信用度を上げる良い手段です。
(ブランドロゴの使用ガイドラインはちゃんと確認の上、利用しましょう)