「それはね、PayPalだよ。」
はい、皆さんご存知のPayPalですが、ネットリテラシーの低い方は未だにPayPalを知らない方が多いです。
PayPalを使えばクレジットカード決済の導入が無審査・無料で導入できるので、最近はPayPalを利用しているサービスがたくさんあります。
決済システムを導入するというのは、本来難しく、申し込みをする企業の審査・導入するサービスの審査などがあり、初期費用・月額費費用が発生するものもあります。
できれば色んなユーザーにサービスを利用してもらいたい場合、色んな決済ラインを整えなくてはいけません。
主な決済方法
- クレジットカード
- コンビニで購入できるプリペイド式電子マネー
- 携帯キャリア決済
※あとECの場合は、代金引換ですね。
クレジットカード決済は先述にあるPayPalを導入すれば、利用可能になります。
しかしクレジットカードを持たないユーザーはそれだと利用できません。
そこで重要になってくるのが、コンビニで購入できるプリペイド式の電子マネーです。
主なプリペイド式電子マネー
- WebMoney
- BitCash
- NET CASH
- C-CHECK
- セキュリティーマネー
- G-MONEY
- ちょこむeマネー
- NetRideCash
- etc...
などがあります。この上記電子マネーを導入すれば、クレジットカードを持っていないユーザーでも利用ができますが、導入するのに審査・費用が発生するので、容易・気軽な感じで導入はできません。
しかし、2011年6月30日にライフカード株式会社より、インターネット上でクレジットカードと同様に使える、日本初のVISAバーチャルプリペイドカード「Vプリカ」がリリースされました。
しかも2012年8月3日より、コンビニで購入できる様にもなりました。
つまり、クレジットカードがないユーザー、ネットでクレジットカードを使う事に抵抗のあるユーザーでも、クレジットカード決済ができる様になりました。
PayPalとVプリカを利用すれば、実質「クレジットカード」「プリペイド式電子マネー」をユーザーに提供する事が可能になります。
Vプリカはセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート・サンクス・サークルK・ミニストップという日本で主要なコンビニで購入できます。
「Vプリカなんて皆知らないから意味ないよ」
こういう声もあがると思いますが、決済ページに例えば、
上記のロゴをそのまま使用するのではなく・・・、
この様に、クレジットカードやコンビニエンスストアで購入する事を、アピールしてあげれば、クレジットカード&コンビニで購入できる事を、ユーザーに伝える事ができます。
PayPalはだいぶ普及し認知されている感じもありますが、Vプリカはまだ認知されていない感じがあります。
海外では、プリペイド式のクレジットカードなども普及していますが、日本ではこの決済ラインに関して、一歩遅れを取っており、BtoC・CtoCサービスに少なからず影響が出ていると思います。
PayPalとVプリカは、大きな一歩だと思いますが、WEBサービスを提供する側が、エンドユーザーに伝える・広めるという事をしないと、何も変わらないと思います。
気軽にネット上で決済できる仕組みをペイメント側だけでなく、WEBサービス側も追求する事で、WEB業界全体が良くなれば良いかなと・・・